Lite設定メッセージ一覧 Preview
Liteの設定と導入でTenkaCloudが出す主なメッセージを、表示文言・要因・システムの処置・ 利用者の処置の順で説明します。AWS CLI、CloudFormation、CodeBuildが出す一般的な メッセージは、そのサービスの実行ログを参照してください。
現行のLite設定メッセージには安定したメッセージIDがありません。自動処理で文言を 判定せず、人がログを調べるための一覧として使用してください。
導入前の確認
ERROR: infrastructure/environments/<ENV>/.env が存在しません。
- 要因: 手動導入に必要な環境設定ファイルがありません。
- システムの処置:
make deployを開始せず終了します。 - 利用者の処置:
make env-init ENV=<ENV>を実行してファイルを作ります。
ERROR: TENANT_ADMIN_EMAIL が ... にありません
- 要因: 最初の開催者へ招待メールを送る宛先がありません。
- システムの処置:
make deployを開始せず終了します。 - 利用者の処置:
.envへTENANT_ADMIN_EMAIL=organizer@example.comを追加します。
email アドレス形式にしてください (= xxx@yyy)
- 要因:
make env-initで入力したメールアドレスに@がありません。 - システムの処置: ファイルを書かず、同じ項目をもう一度質問します。
- 利用者の処置: 受信できるメールアドレスを入力します。
AWS region 形式にしてください (= ap-northeast-1 等)
- 要因:
make env-initへ入力したリージョンが想定形式ではありません。 - システムの処置: ファイルを書かず、同じ項目をもう一度質問します。
- 利用者の処置: 利用するAWSリージョン名を入力します。
16〜128文字で、半角英数字と _ = , . @ : / - を使ってください
- 要因: ExternalIdが短すぎる、長すぎる、または許可されない文字を含みます。
- システムの処置:
.envを作らず、同じ項目をもう一度質問します。 - 利用者の処置: 予測されにくい16〜128文字の値を入力し、参加者へ公開しません。
データベース
CDK_PARAM_CONTROL_DATA_BACKEND must be one of dynamodb|turso, got: <値>
- 要因: 保存先へ
dynamodbとturso以外を指定しました。 - システムの処置: CDK synthを停止し、AWSへ変更しません。
- 利用者の処置:
.envの値をどちらかへ直します。
ERROR: CDK_PARAM_CONTROL_DATA_BACKEND=turso には以下が ... に必要です:
- 要因: Tursoを選んだのに、URLまたはSSM Parameter Storeの名前がありません。
- システムの処置:
make deployを開始せず、不足している設定名を続けて表示します。 - 利用者の処置:
make turso-live ENV=<ENV>を実行して案内に従います。
CDK_PARAM_TURSO_DATABASE_URL and CDK_PARAM_TURSO_AUTH_TOKEN_PARAMETER_NAME are required when CDK_PARAM_CONTROL_DATA_BACKEND is turso.
- 要因: 上記と同じ不足がCDK synthまで到達しました。
- システムの処置: CDK synthを停止し、AWSへ変更しません。
- 利用者の処置: URLとSSM Parameter Storeの名前を両方設定します。トークン本体を
.envへ書きません。
数値とJSON
Unsupported CloudWatch Logs retention: <日数> days. CDK_PARAM_LOG_RETENTION_DAYS must be one of: <一覧>.
- 要因: CloudWatch Logsが受け付けない保持日数を指定しました。
- システムの処置: CDK synthを停止します。
- 利用者の処置: 設定項目リファレンスの一覧から選びます。
CDK_PARAM_OPS_MONTHLY_COST_LIMIT_USD must be a positive number (got: <値>)
- 要因: 月額の警告基準が0、負数、または数字以外です。
- システムの処置: CDK synthを停止します。
- 利用者の処置:
10や25のような0より大きい米ドル額へ直します。
CDK_PARAM_OPS_BUDGET_THRESHOLD_PERCENT must be a positive number and <= 100 (got: <値>)
- 要因: 通知率が0以下、100超、または数字以外です。
- システムの処置: CDK synthを停止します。
- 利用者の処置: 0より大きく100以下の数へ直します。
CDK_PARAM_FEATURES は JSON object で指定してください (got: <値>)
- 要因: 値がJSONではない、配列、文字列、数値、または
nullです。 - システムの処置: CDK synthを停止します。
- 利用者の処置:
{"samlSso":true}のようなJSON objectへ直します。
CDK_PARAM_FEATURES の "<キー>" は boolean で指定してください (got: <値>)
- 要因: 機能の値に
trueまたはfalse以外を指定しました。 - システムの処置: CDK synthを停止します。
- 利用者の処置:
"true"のような文字列ではなく、引用符なしのtrueまたはfalseへ直します。
ネットワーク
CDK_PARAM_DEPLOY_ALLOWED_CIDRS entries must be CIDR blocks, got: <値>
- 要因: IPアドレスとprefixを区切る
/がありません。 - システムの処置: CDK synthを停止します。
- 利用者の処置:
198.51.100.10/32の形式へ直します。
CDK_PARAM_DEPLOY_ALLOWED_CIDRS CIDR has an invalid IP address: <値>
- 要因:
/の前がIPv4またはIPv6アドレスではありません。 - システムの処置: CDK synthを停止します。
- 利用者の処置: IPアドレスの各桁を確認します。
CDK_PARAM_DEPLOY_ALLOWED_CIDRS CIDR has an invalid prefix: <値>
- 要因:
/の後ろが数字ではありません。 - システムの処置: CDK synthを停止します。
- 利用者の処置: IPv4なら
0〜32、IPv6なら0〜128の数字にします。
CDK_PARAM_DEPLOY_ALLOWED_CIDRS CIDR prefix must be between 0 and <32または128>: <値>
- 要因: prefixがIP種別の範囲外です。
- システムの処置: CDK synthを停止します。
- 利用者の処置: IPv4は
0〜32、IPv6は0〜128へ直します。
導入中
[lite] ✗ CFn stack deploy で失敗しました。
- 要因: CDKまたはCloudFormationがLiteスタックを作れませんでした。詳細な原因は直前のログにあります。
- システムの処置: 接続先URLの表示へ進まず終了します。
- 利用者の処置: 直前にある最初のAWSエラーを確認し、必要なら
make destroyで中途半端なスタックを片付けてから再実行します。
[lite] admin-create-user failed.
- 要因: 最初の開催者ユーザーをCognitoに作れませんでした。
- システムの処置: Lite本体は残し、手動作成コマンドを表示します。
- 利用者の処置: ログに表示されたUser PoolとIAM権限を確認し、案内された
aws cognito-idp admin-create-userを実行します。
専用メッセージがない設定
次の設定は、誤入力を専用エラーで止めません。
DYNAMODB_BILLING_MODE: 未知の値はPROVISIONEDとして扱います。CDK_PARAM_SOURCE_BUCKET_VERSIONING: 有効値以外はSuspendedとして扱います。CDK_PARAM_DEPLOY_VIA_LAMBDA: 小文字のfalse以外はLambda経路です。CDK_PARAM_AUDIT_LOG_ENABLED: 小文字のfalse以外は監査記録を有効にします。CDK_PARAM_OPS_ALERT_EMAIL: TenkaCloud独自のメール形式・文字数検査はありません。
意図と違っても処理が止まらないため、値をコピーせず Lite設定項目リファレンスの形式と照合してください。